スリム＆ロング アクティブHDMIケーブル

HDMIライセンスを持つHDMI Licensing, LLCから、新しいガイドラインが発効され、その制約に基づきHDMIケーブルのバージョン表示及び案内はしておりません。
新しいガイドラインでは、HDMIケーブルはバージョンではなく、以下の5種類に分類されます。

※1

伝送帯域＝保証されている解像度
75MHz＝480i、480p、720p、1080i
340MHz＝480i、480p、720p、1080i、1080p 、（1440p、2160p）
カッコ内の解像度は、ケーブルによっては保証されています。

※2

イーサネット伝送は、接続する機器もイーサネット対応であることが条件です。

アクティブHDMIケーブル＝ IC内蔵
パッシブHDMIケーブル＝ IC非内蔵

長さによって、選定基準が多少異なります。

【5m〜15mのHDMIケーブル】

1. 互換性

パッシブタイプのほうが、優位性はあります。
互換性の観点は、ソース機器（レコーダ、ゲーム機など）から出力される信号を如何にそのままシンク機器（テレビ）へ伝送するかです。

パッシブタイプは、ソース機器から出力される信号をそのまま伝送しますが、アクティブタイプは内蔵のICによって信号を補整（変換）して伝送します。

2. 配線（引き回し）

アクティブタイプのほうが、優位性はあります。
アクティブタイプは、パッシブタイプに比べてケーブル直径が細く、最小曲げ半径も小さいので、配線経路で急な曲げが要する場合には有効です。
アクティブタイプの直径：4mm〜8.5mm
パッシブタイプの直径：10.5mm

3. 価格

パッシブタイプのほうが、若干安価です。

【20mのHDMIケーブル】

20mも基本的には、5m〜15mの上記と同様ですが、さらに選定基準があります。

4. 解像度

解像度設定が1080pの場合は、1080p動作保証のアクティブタイプを推奨します。
パッシブタイプは15mを超えた場合、シンク機器に搭載されているレシーバICの性能に依存するため1080pでの動作保証ができません。（1080iまで動作保証）
実際には、パッシブタイプでも限りなく100%に近い確率で、1080pでの動作実績はありますので、パッシブタイプをご検討の方は弊社の 機器貸出サービス をご利用になり、実機の組み合わせで表示して、ご評価ください。