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「工場のタッチパネル」と接続するPC本体を、60m離れた事務スペースに設置・操作
導入製品
EOC-KVMUSA1 : RS232 / AUDIO対応USBコンソール延長器
導入場所
工場内のライン~事務室
接続図
導入前の状況
生産ライン近辺にタッチパネル(VGA+USB)を設置し、ラインの管理情報を画面に映し出して参照していたが、現場にPC本体も設置することは"場所の温度、湿度、振動、埃、油脂"による障害が懸念され不安を抱えての稼働状況であった。
導入の目的
PC本体をクリーンな事務室に設置し安定した環境で稼働させ、タッチパネルのみを工場内に置くことで、省スペースと同時に安定したシステム稼働を実現したい。
実際の導入
タッチパネルとPC間の距離は直線的には20~30m程度しか離れていないが床、壁、天井の然るべきルートで配線すると約60mのLAN(CAT5)ケーブルが必要であった。
導入のポイント
- LAN(CAT5)ケーブルはケーブル自体が細く(直径5mm以下)、曲げ半径も小さく、かつコネクタも小さいので、敷設作業は容易であった。
弊社よりコメント
工場のラインに近接してPCを設置するにはいわゆるFA用PCがありますが、オフィス仕様の一般のPCに比べ、コスト高で予算が厳しい、機能に制約があり少し物足りない、などの問題もあります。
操作卓(コンソール)のみを現場に置き、PC本体はオフィス環境に置いて稼働させるのが今回のソリューションです。
工場のみならず、応用範囲の広い使い方であると言えます。