VGA・オーディオ延長器(1ポート)
ET-VT/R1300販売終了
2020/1/31サポート終了
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ET-VT/R1300の特長
アナログRGB・音声信号を延長
1台のPC本体からのアナログRGB・モノラル音声信号をCAT5eケーブルにて最大300mまで延長できます
EDID保持機能を搭載
送信機にディスプレイ情報(EDID)保持機能を搭載し、送信機もしくは受信機に接続したディスプレイのEDIDを保存することで、PCとのDDC通信に対応
従来のDDC通信未対応のモニタ延長器において発生していた、「画面表示位置のズレ」、「PC再起動後の設定解像度の変更」、「映像出力不可」 などの問題を解消し、常に最適な解像度・リフレッシュレートにて表示します
ACアダプタロック機構
付属ACアダプタを"スクリュー機構によりロック"することで、本体との接点を完全に固定します
「設置時・稼働後の、本体とACアダプタの接触不良や抜け落ち」の懸念を払拭します
映像調整機能
イコライザ調整
延長によって生じる信号のフォーカスやゴーストなどの劣化を微調整でき、高画質を実現します
輝度調整
画面の輝度(明暗)を好みの出力レベルに微調整できます
PCやディスプレイ側での設定とは別に実行できます
高解像度対応
〜2048×1536
コンパクト設計
手の平サイズ(140×30×70mm)の省スペース設計
ウォールマウントにも対応
壁面などにも取り付け可能
ウォールマウント金具は製品に含まれます
延長ケーブルについて
市販のCAT5eまたはCAT6 ストレートケーブルで接続可
100m以上延長する場合は、Belden製ケーブル をご使用ください
ET-VT/R1300の仕様
型番 | ET-VT/R1300 | ||
---|---|---|---|
ET-VT1300(送信機) | ET-VR1300(受信機) | ||
メーカー | Digitogo(デジツーゴー) | ||
コネクタ | 入力 | ミニD-sub15ピン メス ×1 3.5mmステレオミニジャック ×1 | RJ-45(8極8芯) ×1 |
出力※1 | ミニD-sub15ピン メス ×1 3.5mmステレオミニジャック ×1 RJ-45(8極8芯)×1 | ミニD-sub15ピン メス ×1 3.5mmステレオミニジャック ×1 |
|
電源 | 電源ジャック×1 | 電源ジャック ×1 | |
スイッチ | EDID選択 ※2 | DIPスイッチ ×1 | - |
最大解像度 | 2048×1536@60Hz | ||
映像信号タイプ | アナログRGB信号 | ||
音声信号タイプ | 3.5mmモノラル | ||
最大延長距離 | 100m:一般的なCAT5eケーブル使用時 300m:推奨Belden製CAT5eケーブル使用時 |
||
電源仕様 | DC5V, 1A(付属ACアダプタ) | ||
最大消費電力 | 2W | ||
動作温度 | 0〜48℃ | ||
保管温度 | -20〜60℃ | ||
湿度 | 10〜80% RH, 結露無きこと | ||
ケース材料 | メタル | ||
重量 | 315g | 315g | |
サイズ(W×H×D) | 140×30×70mm |
※1 ET-VR1300⇔ディスプレイ間の接続に3mを超えるVGAケーブルは使用できません
※2 REMOTE側に選択した状態で、接続したPCの起動時に延長先(受信機)に接続したディスプレイのEDIDを取得
LOCAL側に選択した状態で、接続したPCの起動時に延長元(送信機)に接続したディスプレイのEDIDを取得
ET-VT/R1300の製品画像
送信機 / 前面図
- 1. パワーLED
送信機 / 背面図
- 1. EDID選択DIPスイッチ
- REMOTE側:延長先(受信機)に接続したディスプレイのEDIDを取得
LOCAL側:延長元(送信機)に接続したディスプレイのEDIDを取得 - 2. 電源ジャック
- 3. PC側VGA接続ポート
- 付属のVGAケーブルでPC間を接続
- 4. PC側オーディオ接続ポート
- 付属のオーディオケーブルでPC間を接続
- 5. ディスプレイ接続ポート
- ディスプレイ(ミニD-sub15ピン)
- 6. スピーカ接続ポート
- スピーカ(3.5mmステレオミニジャック)
- 7. リモートI/Oコネクタ(RJ-45)
- ET-VR1300へ
受信機 / 前面図
- 1. パワーLED
受信機 / 背面図
- 1. 電源ジャック
- 2. ディスプレイ接続ポート
- ディスプレイ(ミニD-sub15ピン)
- 3. スピーカ接続ポート
- スピーカ(3.5mmステレオミニジャック)
- 4. 輝度調整
- 5. イコライザ調整
- 6. リモートI/Oコネクタ(RJ-45)
ET-VT/R1300のFAQ
EDIDとは何ですか?
EDID(Extended Display Identification Data)とは、VESA(Video Electronics Standards Association)が制定した規格です。
EDIDはシンク機器(ディスプレイなど)がソース機器(PCのグラフィックカードやSTBなど)に接続された際に、シンク機器側からソース機器側へ送信される情報です。
具体的にはシンク機器が保有する能力(解像度、周波数)、輝度データ、メーカー名、シリアル番号、投影方法などが含まれます。
この情報を元にソース機器はシンク機器に対して、最適な映像(解像度など)を出力します。
使用するCAT5eケーブルの「性能保証される最大延長距離を超えた」場合、生じる不具合について具体的に説明してください
リモート側モニタ表示に色ズレ、ゴースト(残像)、滲み、フォーカス(ぼけ)、などが発生する場合があります
また、延長距離に比例して障害の程度も増します
一般的なCAT5eケーブルと比べ、ベルデン社製は何故、延長器に使用した場合、画質劣化が少ないのですか?
画質劣化に引き起こす主な要因としてDelay skew(伝搬遅延時間差)値がありますが、その値は小さいほど劣化は少ないと言えます
一般製品が"約45ns/100m"に対して、ベルデン製は"25ns/100m以下"です
一般的なCAT5eケーブルで100M以上延長する場合、画質は全く実用レベルになりませんか?
環境(ケーブルやコネクタにかかるストレス、表示解像度、表示機器の特性など)により同じ長さでも画質に差が出ますので、一慨には言えませんし、許容範囲内である可能性もあります
例えば、1M離れたモニタに静止画写真や細かい文字を表示させる場合と、壁の高い位置に設置したプラズマモニタに動画ばかり表示する場合では、求められる画質が異なります
リモート側のモニタは、アナログRGB(VGA)の代わりに液晶TVなどのワイド画面(16:9)対応の解像度(1360×768)でも表示されますか?
はい、接続する出力機器(PC,STBなど)と表示装置(テレビなど)がワイド解像度に対応していれば表示されます。
輝度調整とありますがどのように調整すれば良いですか?
正確に調整するにはオシロスコープが必要になります。
VGA端子1pin---赤
VGA端子2pin---緑
VGA端子3pin---青
VGA端子5pin---GND
白100%信号の場合、赤・緑・青とも1.4Vpp(75Ωオープン)に調整します。
電源を入れるとき、音が鳴ることがあります。これは何ですか。
音が鳴る仕組み
電源投入時の音はPCと送信機(ET-VT8300, 4300, 1300)、受信機(ET-VR1300)のEDID通信によるものです。
機器接続時、使用するLANケーブル(cat5e)は、信号を伝送するためのケーブルが4対あります。
内訳は1〜3本目は、RGB(画像)の伝送、4本目はEDIDとオーディオ伝送です。
最初にEDID通信し、約2秒後画像と音が通信されます。
EDIDとオーディオの両方を4本のケーブルで通信するためには、仕様上、この遅れは必須となります。
EDID通信が通常よりも長くかかった場合に先に音が通信されこのような音が鳴ります。
※画像出力はEDID通信後
この通信の時間の長短はPCと本機の通信によるものなので制御はできません。
ET-VT8300, 4300を使用しているとき、ポート1に接続した機器からのみ音が鳴ります。
ET-VT8300, 4300はポート1でのみEDID通信を行っているからです。
ET-VT/R1300の付属品
- ET-VT1300 本体(送信機) ×1
- ET-VR1300 本体(受信機) ×1
- PC接続用VGAケーブル 1m ×1
- 3.5mmステレオミニプラグケーブル 1m ×1※
- 電源アダプタ (ケーブル長1.8m) ×2※
- 電源ケーブル 0.9m ×2
- ウォールマウント金具 ×2セット
- ゴム足 ×2セット
- ユーザーマニュアル(日本語) ×1
※同梱の電源アダプタならびに電源コードは本製品専用です。 他の電気機器とは使用できません
ET-VT/R1300のマニュアル
型番 | 小売価格 | JAN | 備考 |
---|---|---|---|
ET-VT/R1300 | オープン | 4711667470087 | 2020年1月 販売終了 |